お誘いをいただき、創価学会の都南地区総会で講演をさせていただきました。今年は戸田第二代創価学会会長が横浜で行った原水爆禁止宣言の50周年の節目の年にあたることから、「平和のための人間外交~先人に学ぶ外交の知恵」という演題で行いました。
国益を守るためには、妥協できないときも多々ある政府間外交。それに対して民間外交が政府間外交とは別に果たせる役割が多々あります。自分自身の海外経験を交えて、また、最近の外交の新基軸となっているソフトパワーの事例や、歴史を振り返り、明治期の金子堅太郎が日露戦争期に果たした役割などについてお話をさせていただきました。外交の前提条件として、その土台にお互いの国民同士に信頼感があるとないとでは違います。相手のことを理解しようとする姿勢、そしてこちらの話に耳を傾けてもらえる環境をつくることが大切になります。市民交流や文化交流などを通じて、精神面の裏打ちがお互いの国民にあれば、政府間外交が行き詰っても、道が拓けるはずです。そのためにも、島国根性で接していては相手のことは分かりません。広い世界を知り、相手を慮る精神性を養うことが重要であると思います。そのためには、人間同士が胸襟をあけて、虚心坦懐に接すること、人間に興味をもつこと、それが出発点ではないでしょうか。






