夜、柔道師範である仙石常雄さんより電話がありました。
仙石先生は、講道館八段、警察大学校で柔道を長年教えてきた柔道の達人です。世界中で柔道の指導にかかわってきました。私が米国でビジネスをしていた平成17年、米国の警察官や特殊警護関係者への護身術や逮捕術の指導のために訪米した先生と出会いました。
親子ほどの年の差がありますが、テキサスビールを片手に、お互いに夢や理想を語り合ったことを今でも鮮明に覚えています。
アジアの貧しい地域で柔道の指導をしていた際、どこからともなく集まった大勢の子供達が、柔道の稽古を窓越しに興味深そうに眺めている。とても道着を買うお金など無い貧乏な子供達。しかし輝くきらきらとした目をした子供達。。。。いつの日か海外に道場を立て、あの子供達に無償で柔道をやらせてあげたい!それが先生から聞いた夢でした。今年に入り、その夢が動き出したことを知りました。非営利特殊法人「柔道で世界をつなぐ育成クラブ」を創設し、インドネシアのバリ島に道場を建てたと。
貧しいながらも、活き活きとした素直な子供達に囲まれて、毎日稽古に汗を流しているとのこと。柔道を通じて、日本人の伝統精神や考え方なども伝えるようにしているそうです。一方で、日本の子供達は、物は周りに溢れてはいるものの、心の豊かさはどこか欠けているような気がします。先生の次のアイデアは、日本の子供達を現地に招待して、道場の子供達と交流する機会をつくることだそうです。豊かさとは何か、生きるとは何か、日本の子供達が考えるきっかけになるかもしれません。この先生の取組みに物心両面の応援をしたいと思います。いつか私も道着を持って現地に行かなくちゃ。






